船舶専用プリンター
- 契約期間中に解約はできますか?
- 売船、管理移管、廃船などの理由による解約は随時可能です。
- 契約途中で船が売船/管理移管/廃船となった場合、返金してもらえますか?
- 契約期間が13ヶ月を経過している契約船が、売船/管理移管/廃船などの理由により解約となる場合(一部特別な契約内容のお客様を除く)、契約終了月の翌月から契約満期月までを月割り計算した金額相当の【Credit Note】を発行し、返金手続きを行っております。
- 契約隻数に準じて割引を受けられますか?
- 契約隻数を考慮の上対応しております。管理会社様、並びに船主様の全ての契約船を契約実績として考慮します。
- インク使い放題とのことですが、納品時に補充用のインクはどれくらい納品されますか?
- 初期納品時の補充用インクの量については、当該船の契約プリンター台数を踏まえ、1年間では使い切れない量(使い切った場合、本体が故障する量)を納品しております。
現在1700隻を超える船舶にサービスを提供中ですが、契約本船上でインクが足りなくなったケースは一度もございません。2年目以降のインクサプライは前年の使用量に準じた量のインクを提供します。
- プリンターに不具合が発生した場合のサポートと訪船対応の可否を知りたい。
- プリンターに関するサポートは原則電話やメールによるリモート対応です。全てのプリンターのトラブルに対応できるよう、海力オリジナルの解りやすいマニュアルを用意しております。トラブルの内容に基づいて適宜サポートチームより本船にマニュアルを送付し、加えてメールや電話によるフォローアップを行いトラブルの解決をいたします。
- 不具合が起きたプリンターは全て廃棄しますか?
- 例外として、納品後もしくは入替え後1年以内のプリンターに不具合が起きた場合、不具合内容検証のため、返送をお願いすることがございます(費用弊社負担)。
- プリンター導入や入替えの際、送料は誰の負担となりますか?
- お客様指定の現地代理店が弊社の定めた無料配送エリア内の場合、弊社の在庫拠点から納品先までの送料は弊社が負担します。無料配送エリア外の場合はお客様にご負担いただきます。
- どのメーカーのプリンターを扱っていますか?故障時の代替品は機種が変わりますか?
- 特定のメーカーのみを扱っているわけではありません。既存のプリンター機種が製造終了となった場合、弊社にてあらゆるメーカーのプリンターについて検証を行い、最も船舶での利用に適しているプリンターを選定し、お客様に提供しています。外航船舶での利用は陸上の環境とは大きく異なり、地域による温度差、船舶特有の揺れや振動、英語表示、あらゆる電圧に対応可能など様々な条件をクリアしなくてはなりません。海力は独自の厳しい基準に基づいてテストや評価を行い機種を選定しています。故障プリンターの代替品はメーカーや機種が変わる場合もありますが、プリンターのドライバー変更程度の作業で、従来と同様にお使いいただけます。また、弊社が提供するインクは、弊社提供のプリンターについては機種やメーカーを問わず使用可能なので、既存のインクも無駄になりません。
- 新造船と既存船、どちらへも導入可能ですか?
- はい、どちらも可能です。
- 海力カスタマーサポートについて教えてください。
- 東京とマニラの二拠点体制で、英語対応可能なスタッフが各船からのサポート依頼に対応しています。サポートのメールは24時間受け付けており、受信後12時間以内に返信します。電話によるサポートは日本時間 平日09:00から18:00まで対応しています。
VSAT / CCTV
- 導入までの流れを教えてください。
- A: お問い合わせから導入まで、以下のような流れとなります。
1)ヒアリング
2)見積もり・プラン決定
3)発注
4)契約書締結
5)前払金(デポジット)支払い
6)機器類発送・技師訪船準備
7)据付工事
※期間:発注書受領から約2ヶ月
- CCTVカメラの用途に合わせた設置場所を教えてください。
- A: 実績の多い用途および設置場所は以下のとおりです:
1)ブリッジ・オフィス・ECRなど(室内用)
2)ウイング両舷/船尾方向、海賊対策(屋外用)
3)コンパスデッキ両舷/船首方向、気象海象・荷役状況確認(屋外用)
4)ギャングウェイ両舷/外部乗船者を記録、確認(屋外用)
5)自動車船の車用乗降口付近/キズ・汚れなどの記録、確認(屋外用)
- CCTVカメラの配線について注意すべきことがありますか?
- カメラの設置場所によっては配線距離が長いため中継用HUBを追加する場合があります。
- 新造船と既存船、どちらへも導入可能ですか?
- はい、どちらも可能です。但し、配線や溶接作業等が発生するため、施工はできれば造船所にて行うことをお薦めします。
- 設置工事の技師派遣が可能な国を教えてください。
- 中国、日本、シンガポール、ベトナム、フィリピンで可能です。
- CCTV、AP(アクセスポイント)の電力供給方法は?
- いずれもPoE機器なのでLANケーブルを通じて給電されます。
- CCTV、APの電圧は?
- AC100~220Vに対応可能です。
- Crew Wi-Fiの月ごとの通信容量はどのような選択肢がありますか?
- 「100MB/200MB/500MB/1GB」から選ぶことができます。アカウント数は通常Wi-Fiアカウントを付与する対象人数(船員数)です。船員交代時にはPWを再発行して同じIDを継続使用できます。
- 当月内に使い切れない通信量は翌月に持ち越しできますか?
- 当月内に使い切れない通信量は翌月に持ち越しできず、そのまま無効となります。
別途期限付きアカウント(初回ログインから30日間有効)の発行も可能です。期限付きアカウントはログインしない限り有効ですが、通信量は最大1GB/アカウントまで設定でき、追加発行も可能です。
- VSAT電話は最大何回線まで設置できますか?
- 原則1回線のみです。HUBを追加することで最大5台まで電話機を増設できます。2回線の提供も可能ですが、電話番号を2つ取得するため通話料金も2回線分で発生します。
- Iridium電話は最大何回線まで設置できますか?
- 無償で2回線(2台)まで提供(設置)します。
サイバーセキュリティコンサルティング
- マニュアルのみの販売は可能ですか?
- 原則マニュアルのみの販売はしておりません。DOC審査の合格要件は「マニュアルの適合性」と「正しい運用」なので、セットでご提供してこそ実効性を伴うと考えています。
- 他社のIT機器や通信設備を搭載していますが、海力のサービスは導入可能ですか?
- はい、マニュアル作成時に他社製品の必要なデータをご提供いただきます。
- 新たに機器やシステムの導入が必要ですか?
- いいえ、必要ございません。弊社のサービスは、高額な機器やシステムの販売を前提にせず、以下のコンセプトに基づいております。
1)既に本船にて実施されている管理方法やIT状況を調査する
2)調査からサイバーリスクを分析する
3)ポリシーを管理会社様と決定したうえで文書化(マニュアル作成)する
4)1~3によって作成されたCSMS(サイバーセキュリティマネジメントシステム)の運用をサポートする
- 契約および支払い方法はどうなりますか?
- マニュアル作成の受注時にNDA(秘密保持契約)を締結し、発注書(約款付)を発行、マニュアル作成費用を一括でお支払いいただきます。マニュアルの納品後、個船の運用サポート契約開始とし、運用サポート費用(年間料金)を一括でお支払いいただきます。
- 契約途中で売船になった場合はどうなりますか?
- 運用サポートの契約期間は初回は2年、以後1年更新とさせていただきます。契約後1年を経過したのちに、売船等やむを得ない事情で解約となる場合は年間料金を月割にて返金等の対応をさせていただきます。なお、マニュアル等の関連書類はご返却いただきます。売船後は管理会社が変更となるため、管理先の会社様が契約継続をご希望の場合でも、再度打合せが必要となります。
- 新造船に限らず、既存船向けにも導入は可能ですか?
- はい、訪船が難しい場合には、本船へリモート調査を行い、マニュアルを作成します。
訪船作業
- どのような作業に対応できますか?
- これまで実績のある作業内容は以下のとおりです:
1)プリンター設置、設定
2)PC/NAS等IT機器設置および船内ネットワーク設定、定期点検・保守
3)VSATおよびCCTV設置、設定、トラブル対応(新造船・既存船)
4)CSMS(サイバーセキュリティマネジメントシステム)用調査訪船
- 自社で契約・販売した機器や設備のみが作業対象ですか?
- いいえ、他社機器の設置、設定、調査、定期点検・保守が目的の訪船作業も対応可能です。
実績は以下のとおりです:
1)他社提供のVSAT設置、設定、トラブル対応(新造船・既存船)代行
2)他社提供のメールシステムおよびセキュリティソフトのマイグレーション代行
3)管理会社・自社フリート向け船内IT機器定期点検・保守代行
4)海外船社より依頼を受けた管理移管および新造船時の船内IT機器設置、設定代行
5)航海用ナビゲーション装置の設置、設定代行
- 料金はいくらですか?
- 作業・移動時間等は弊社の訪船タリフに基づき計算いたします。交通費は原則実費となります。作業内容や訪船場所によって費用が異なりますので、まずは弊社営業チームにご相談ください。
- 日本以外でも技師派遣は可能ですか?
- 弊社の海外ネットワークを通じて中国、シンガポール、ベトナム、フィリピンにて現地技師を派遣します。作業内容によって国ごとに対応の可否が異なりますので、まずは弊社営業チームにご相談ください。
PC・IT機器販売
- いつも船具屋さんからPCを購入しているのですが、海力PCは何か違いがありますか?
- 弊社で提供するPCは外航船での使用という状況を踏まえて以下の特徴があります:
1)完全英語仕様(OS・Office・Key Board)=外航船向け
2)キッティング済(OS Update・Officeインストール・時刻・言語)=開梱後、すぐに使えます
3)目的別品揃え=メールPC用、Loading PC用など用途に合わせたPCをご提案します
4)個別管理(各PCをシリアルNo.で管理)=故障時に迅速かつ正確な対応が可能です
5)短納期(一定数を自社在庫)=緊急時にはぜひお声がけください
- 内航船用のPCも提供できますか?
- はい、提供できます。ただし、日本語仕様のPCは受注発注ベースとなりますので、納期と価格については都度ご確認願います。
- Windows OSのバージョンはWindows 11ですか?
- 船舶専用の一部ソフトはWindows 11に対応していないリスクがあるため、弊社が取り扱うPCにはWindows 10を採用しています(2022年10月現在)。